芦屋トライアルズ シニア(高学年)選手の活躍と、試合予定などをお伝えします。


2012年3月5日月曜日

石巻荻浜ダブルコンドルズとの交流

3月2日に仙台へと向かい、
3月3日の石巻東浜小学校での復興祭にお邪魔しました。


芦屋のみなさんを代表して、
皆さんの真心のいっぱいつまったユニフォームや、そのほかのプレゼントを、贈呈するお役目をさせていただきました。

そして子どもたちは音楽室に移動し、
お互いの自己紹介をしたり、カードを交換し合ったりして交流。













その後には、ダブルコンドルズのご父兄や東地域のみなさんが
温かい手料理をご用意してくださっていました。
ランチルームでみんなと頂いた、
牡蠣ご飯やスープの美味しかったこと!!

それから、漁船に乗せて頂き、
荻浜へ移動する途中、
養殖の牡蠣を水揚げする様子を
見せて頂きました。
これは親子共々、初めての体験!!









この荻浜では、
湾一面にあった牡蠣の養殖イカダが、大震災後で全てが流失。
仕事に必要なフォークリフトや漁船もほとんど失ったそうです。
さらには50世帯の全てが流されてしまい、
今は石巻郊外の仮説住宅で生活を送りながら、
漁師の皆さま方は、毎日を精一杯に頑張っておられるそうです。

そんな中、さまざまな御苦労を重ねられながら
やっと少し再開できたばかりの牡蠣の養殖を見せていただき、
そのお味まで堪能させていただくことができたのです。
本当に感激!心からありがたいと思うばかりでした。

野球の交流試合も予定されていたのですが
前日の雪で、残念ながらグランドが使えず、
雪景色の荻浜で、キャッチボールをしたり、
「愛は勝つ」をみんなで歌ったり、交流を深めました。
最初は恥ずかしさで、ぎこちなく、距離があった子供たちでしたが、
雪合戦をしたり、キャッチボールする中で、
少しずつ距離も近くなってきたようでした。








だけど、そうした頃には、帰らねばならないの時間になってしまい、
参加した全員が、名残惜しい気持ちのまま、
荻浜を後にしなければなりませんでした。

辛抱強く、耐えて、そして復興へと頑張っておられる東浜・荻浜の皆さん。
「1年たっても、まだ復興は1割程度」とおっしゃっておられた、
その、まだまだ厳しい状況の最中に、温かい真心で迎えてくださった、皆さん。
本当に心から感謝しています。ありがとうございました。
皆さんのご努力と真心に、たくさん学ばせて頂きました。

そして、この出会いのきっかけとなり
ユニフォームの支援、石巻訪問に際しての
さまざまな準備を一手に引き受けてくださった
グループ ねこの手の岡崎さんご夫妻
そしてボランティアグループの皆さまには
貴重な体験をさせていただいたこと、心から感謝しております。
この出会いをはじまりとして、
これからも芦屋と石巻の交流を続けていきたいと、チームみんなが考えています。

子供たちの笑顔のために、やがて、復興へとつながるように、
お役に立てることは何か、これからも一緒に考え、
みんなで、石巻の応援を続けていきましょう!!
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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

親子共々、貴重な体験をさせていただき、ねこの手さんの岡崎さんに、感謝!です。
そして東浜、荻浜のみなさんには、たいへんな状況のなか、手厚いおもてなしをいただき、胸が熱くなりました。ほんとうに、ありがとうございました!
荻浜をバスで離れるとき、手を振りながら追いかけてくれたダブルコンドルズの子供たち、これからもお友達でいましょうね!
      
      by きゃさりん